洪庵会について
スタッフ紹介
理事長
総院長
医療法人社団洪庵会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
当法人のスタッフは、努力を尽くすことを心掛けております。
東京都杉並区下井草に開設以来、多くの方々のご支援を賜りました結果、広域医療法人として、東京・千葉での訪問診療を担う医療機関へと成長致しました。
蓄積してきた経験を生かし、発展していける様に努力して参ります。
いぐさクリニック院長
2026年10月より医療法人社団洪庵会いぐさクリニック院長に就任しました。
私は肝臓外科を中心に消化器外科そして気胸肺嚢胞を中心に呼吸器外科を専門として研究と診療に従事してきました。その経験を活かしながら皆様の健康を守る所存でおります。
医療法人社団 洪庵会は20年以上の歴史を持つ医療機関です。設立以前から吉原一成理事長とは旧知の間柄で、この地に開院から現在まで診療や組織作りを遠巻きながら見守ってきました。しっかりとした医療理念のもとに、現在では東京、千葉、神奈川にクリニックを有し発展している姿は頼もしいと言わざるを得ません。地道な医療と先見性をもった経営理念の賜物だと考えています。
一方、私としては広い分野の医療知識を要する高齢者医療を横軸に置き、専門領域としてきた気胸肺嚢胞疾患において15000例以上の治療経験を生かした知識を縦軸とみなして、二つの座標軸を基本理念に据えて活動をひろげてゆくことを目指してゆきます。皆様の良き健康相談役としてお役に立てれば幸甚の至りです。
- 気胸肺嚢胞専門外来 金曜日午後 予約制
- 原発性自然気胸
- 続発性自然気胸
- 肺気腫・間質性肺炎・月経随伴性気胸・リンパ脈管筋腫症・BHD症候群・
- その他特殊な気胸疾患
予約専用番号:03-6913-5633
メールでのご予約:info@koankai.com
メールでの気胸肺胞嚢相談:15000pneumothorax@gmail.com
自然気胸および嚢胞性肺疾患について
35年間にわたり、15000例以上の自然気胸または嚢胞性肺疾患を治療してきました。
15000人の気胸および肺嚢胞患者さんを振り返ってみますと、患者さんすべてに発症の事情や過程が違うことを痛感しています。
そして気胸を起こす疾患もさまざま存在します。それは気胸とは病名ではなく「肺に穴が空いて肺が縮んでしまい呼吸困難が生じる」という病態を表す言葉だからと考えています。
さまざまな疾患が気胸を起こすと同時に、患者さんの年齢や性別だけでなく、様相や性格や環境が違います。
気胸発症の状況が一人一人違うのです。私はストレスが気胸発症の原因の一つと考えています。
「ストレスが気胸発症の原因?」医師のなかにはこのようなことはあり得ないと一笑に付す人がいます。
私は気胸患者さんについて詳細な発症状況を調査してきました。私は、これは真実であると確信しています。
概して気胸患者さんは繊細で感受性の強い人が多いのです。
「ストレスがどのようにして肺に穴を空けるのか」そうした研究もしてきましたが、残念ながらその機序は未だ判っていません。
ストレスを評価することは大変難しいからです。
気胸や肺嚢胞の手術は胸腔鏡手術で行うのが一般的ですが、手術に使うポート孔の数を減らすことや日帰り手術で行うなど、究極的に省略することを競っているのが現在の傾向です。 私はその方向性に疑問を感じています。この流行は25年前にもありました。 しかしながら、孔が少ないほど胸腔内が見えにくくなる、手術がやりにくくなることは真理なのです。 様々な工夫をしてその欠点を補っていますが狭い視野で見ていることしか経験がなくなると、神様になった如く、全て見えていると誤解をしてしまうのです。 また究極の省略する医療は経験数が増えてくると必ずや予期せぬ合併症が確率的に起こるものです。
一方、そうした究極の省略医療の基本概念は効率的に治すこと、即ち病気になってもすぐに社会復帰させることを目的としています。 すなわち経済効率に基づく発想です。 「創造の病」という心の変化する時間を持ててないのです。 人間はどのような病気も「なぜ病気になったのか」「どのように治せば良いのか」「今後どのように生きていけば良いのか」を考える時間が必要なのです。
究極の省略した治療が患者さんの本当に望む目的になっているのか、心身ともに問題を解決できているのか、私はそこを問いたいと考えています。
とまれ、気胸・肺嚢胞でお困りの患者さんに私の経験からより良い助言ができ、適切な治療を受け心身ともに元気になっていただければ、私の喜びでもあります。
プロフィール
- 千葉大学医学部卒
- 千葉大学医学部第一外科所属
- 千葉大学大学院医学研究院呼吸器病態外科学所属
- 公益財団法人日産厚生会 玉川病院気胸研究センター 名誉センター長
- 医学博士
- 日本外科学会専門医 指導医
- 日本呼吸器外科学会専門医 評議員
- 日本胸部外科学会専門医 指導医
- 日本気胸嚢胞性肺疾患学会評議員
- 東京都難病指定医
- The Best Doctors in Japan 2026-2027
- マルファンネットワークジャパン(マルファン症候群 患者と家族の会)医療アドバイザー
- J-LAMの会(リンパ脈管筋腫症患者と支援者の会) 顧問
- 趣味:絵画制作、仏像鑑賞、チェロ演奏
学術および教育活動(抜粋)
- 高校保健ニュース 若年者に多い原発性自然気胸 気胸とその治療 少年写真新聞社2026年
- 新呼吸器専門医テキスト 第3版 胸膜疾患 気胸 日本呼吸器学会 2026年
- 呼吸器外科テキスト 第3版 嚢胞性肺疾患 その他 2026年
- 若年者自然気胸に対する最近の治療 小児外科 58巻3号2026年
- Dynamics of diaphragmatic endometriosis with TERP JTD 2026年
- 第122回東京小児外科研究会 特別講演 若年者自然気胸に対する最近の治療 2025年
- ラジオNIKKEI 短波放送 呼吸器疾患診療の最新情報 気胸 2024年
- Dynamics of thoracic endometriosis in the pleural cavity PLOS ONE 2022年
- The effects of TPC on PT recurrence an pulmonary function in LAM without history of pleurodesis or thoracic surgeries for PT JTD 2021年
- TPC for BHDs can prevent intractable recurrent PT London 2021年
- 気胸・嚢胞性肺疾患に対する緊急治療 臨床外科75巻 2020年
- 新呼吸器専門医テキスト 第2版 胸膜疾患 気胸 LAM 2020年
- Current topics of Catamenial Pneumothorax catamenial PT symposium Korea 2019年
- A novel dual-covering method in VATS for pediatric PSP Surgery Today 2018年
- 稀少部位子宮内膜症診療ガイドライン 月経随伴性気胸 2018年
- マルファン症候群ガイドブック 第4版 気胸 マルファンネットワークジャパン2017年
- 呼吸器外科領域でのシーラント材使用の実際 講演 2017年
- A TPC for LAM prevents Pneumothorax Recurrence PLOS ONE 2016年
- 加齢に伴う息苦しさや息切れ 市民公開講座 東京 2016年
- 稀少部位子宮内膜症(月経随伴性気胸) 雑誌 産婦人科の実際 2015年
- 難治性気胸に対する治療戦略 気胸セミナー 神戸 2014年
- 自然気胸 first touch 雑誌 診断と治療 2014年
- きょうの健康 NHK教育テレビ 気胸 確実に治したい 2013年
- Influence of Weather conditions on the onset of PSP ATCS 2013年
- Lower Pleural Covering technique 講演 BHD symposium Paris 2013年
- 間質性肺炎の合併難治性気胸の治療 雑誌 胸部外科 2011年
- きょうの健康 NHK 教育テレビ 気胸の最新治療 2007年
私の関心事
私の関心事に離島の医療問題があります。 東京に住んでいると全く判らないことですが、日本は島国であり、その数は大小合わせて14000あまり存在します。 現在、地方の医師不足が問題となっていることは皆さんもご存知でしょう。 しかし離島の医療事情はさらに深刻で医師のいない町・看護師・薬剤師のいない地域が多数あります。
島民にとっては、死活問題で島を離れる決意をしなければなりません。私の活動は砂粒ほどに過ぎませんが、宮城県や新潟県の離島で、機会を見つけては医療を支援してきました。離島はアクセスが非常に悪く、医療機関も貧弱で医師も集まりません。衰退の一途を辿っています。学校や病院がなくなれば人は住めなくなります。逆に、医師や看護師がいれば、島民は安心して住み続けることができるのです。
政治家は国家を護るために強い性格の人が多いですが、私は元米国大統領のバラク・オバマは人に優しい人格者で彼の言動に注目してきました。彼のスピーチで「Your happiness is my happiness」という言葉があります。誰もが社会の中で役割を持つとするならば、私は今までの知識や経験や技術を活かし、東京とともに離島での医療活動を通して社会に貢献できればと考えています。



今から約100年前の医学と医療は現在の我々から見れば時代遅れに感じるはずです。それでは今から100年後の未来の人が現代の医学、医療を見たらどうでしょうか?
医聖と謳われたギリシャのその人は医師の資質で重要なことは?という問いの中でそれは「真実を見極める力」であると言及いたしました。
本質を捉えるということでしょうか。
そして、彼はまた人生の目的は「ユーモアと笑顔」であり、医学及び人類の文明の進歩、進化は「人の温かな想い」=情緒の達成の為にこそ有るべきである。と結論づけています。約2500年経ってもその言葉は風化しておりません。
「遙か遠くに及ばず」
しかしながらせめてその香りだけでも生涯をかけ探求して参りたいと思っております。